地デジの録画ができるようになってから、録画した動画を圧縮するために
1ヶ月以上、動画編集・エンコードの勉強をしていました。
その覚書。
まずうちが地デジ以前に使ったことのある動画編集ソフトの流れは、
以下の通りです。
ムービーメーカー → AviUtl → TMPGEnc → LoiloScope
そして地デジを圧縮保存するに当たって、以下の流れになりました。
LoiloScope → AviUtl → AviSynth+各種バイナリ
初めての動画編集は、Windowsに最初から入っているムービーメーカーでした。
操作が直感的で非常に分かりやすいソフトでしたが、保存形式がwmv形式で
しか保存できず、調べたらavi形式でも保存できるけどその2種類のみでした。
しょうがないのでAviUtlとTMPGEncを試しました。フリーソフトです。
最終的にどっちを使ったのかは覚えてませんが、どちらも1つの動画に
エフェクトやフィルタをかけてエンコードすることにフォーカスを当てた
ソフトなので、複数の動画を繋ぎ合わせる操作が分からず苦労しました。
でもまあ、とりあえず初めての動画編集はこれでなんとかいきました。
その後、頻繁に動画を編集するようになったので有料の動画編集ソフトが
欲しくなり、購入したのがLoiloScopeです。8,800円でした。
正直めちゃくちゃ高いと思ったのですが、動画編集ソフトで
最もシェアが広いAdobe様のPremiereやらAfterEffectsやらは
10万とか15万とかするので、まだ安い方みたいです。
15万もするのに一番売れてるとか意味わかんないです。
それで購入したLoiloScopeというソフトは、とにかくユーザー
インターフェースが特殊で、慣れるまで戸惑いの連続でした。
まず右クリックでメニューが出ません。右クリックは範囲選択というか
何というか・・・あれは言葉では説明しにくいですね。
でも慣れてしまえば直感的に動画編集ができて、楽しくなります。
しかしこのソフトは、地デジ動画のエンコードには不向きでした。
まずLoiloScopeは直感的な動画編集というコンセプトなので
コンマ数秒、フレーム単位の細かい編集には向かないということ。
次に出力設定が、一般人に分かりやすいように配慮され過ぎて
細かいパラメータの指定ができないということが理由です。
うちは地デジを圧縮保存するにあたり、以下の条件を設定しました。
※アニメの場合
1、解像度は1280x720
2、CMはカット
3、容量は200MB未満
4、画質と音質はそこそこでOK
これらの条件はよくネットに転がっている動画が満たしているので、
うちもあんな感じで保存しようと思ったわけです。
ところがどっこい、いざやってみるとこれはかなりシビアな条件でした。
LoiloScopeでCMカットをして容量指定でエンコードしたら、とんでもない
モザイク動画が出来上がってびっくりました。
この条件を満たすためには、ノイズ除去やシャープフィルタをかけ、
エンコードのパラメータもかなり細かく指定してやる必要があるようです。
そこで復活したのがAviUtlです。
このソフトはシーンカットがフレーム単位でできるので、CMと本編の
ギリギリの境目を指定できます。
またエンコードも細かく指定でき、初めて見たときはどこをどうすれば
いいのかさっぱりなぐらい、たくさんの項目があります。
でもネットにそういう動画がたくさん転がってるぐらいなんだから、
ちょっと調べれば簡単に分かるようになるだろうという先入観によって、
ここからの長い長い戦いが始まったのでした。。。
つづく。
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